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【GLORY】最強王者シッティチャイが6連続防衛へ闘志、挑戦者の意味深発言も相手にせず

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2018/11/02(金)UP

計量をパスした王者シッティチャイ(右)と挑戦者ジョンシー(左)

 11月2日(金・現地時間)アメリカ・ニューヨーク市のハマースタイン・ボールルームで開催されるキックボクシング大会『GLORY 61』の前日計量が、1日(木・同)に同市内のホテルで行われた。

 メインイベントのGLORY世界ライト級(-154ポンド/約69.9kg)タイトルマッチで、6度目の防衛を目指す王者シッティチャイ・シッソンピーノン(27=タイ)は、153.6ポンド(約69.7kg)で計量を一発でパス。

 対するGLORY世界ライト級3位の挑戦者ジョシュ・ジョンシー(25=カナダ)も、153ポンド(約69.4kg)で一発クリアーとなった。

 先に司会者から意気込みを尋ねられたジョンシーは「素晴らしい準備ができた。前回対戦した時と比べると格段に違うね。試合も大丈夫だと思う。自分はより柔軟に対応する力があるし、セコンドもテクニシャンぞろいだからね」と、絶対王者が相手でも自信十分。

 さらに、シッティチャイが事前インタビューでKO予告をしていたことについて触れられると、ジョンシーは「彼の幸運を祈るよ。彼にはトライしてきて欲しい。彼がトライすればするほど、自分が得することになるからね」と意味深な言葉を残した。

 一方、シッティチャイは「今回もベストを尽くし、チャンピオンであり続けるつもりだ。相手の発言は何も気にしていない。明日の試合に集中するのみだ」と、挑戦者の意味深発言には耳を貸さず、来るべき決戦に向けて闘志を燃やした。

 2016年6月にGLORY世界ライト級王座を獲得したシッティチャイは、今回が6度目の防衛戦だ。今年8月に迎えた5度目の防衛戦では、最強の挑戦者であった元K-1 WORLD GP -70kg王者マラット・グレゴリアンを判定で下し、キックボクシング -70kg世界最強の地位を盤石のものとしている。

 一方、ジョンシーはこのシッティチャイ戦がGLORYで14戦目にして初のタイトルマッチ。シッティチャイとは2015年1月に一度対戦し、判定3-0で完敗を喫している。直近の2試合では上位ランカー相手に連勝を収めており、好調の勢いそのままに3年10カ月ぶりのリベンジと初戴冠を狙う。

Photo by James Law, Glory Sports International

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