【ムエタイオープン】5冠王のムエタイ戦士・貴センチャイジムがラストマッチ

2019/01/24（木）UP
（最終更新：2019/01/24 18:17）

　2月24日（日）に開催される『MuayThaiOpen 44』（東京・新宿FACE）で、元WMC世界スーパーフライ級王者の貴・センチャイジム（33=センチャイムエタイジム）がラストマッチを行う。
　対戦相手はデンナダオ・ムーピンガロイジャンボーイ（タイ）。詳細はわかっていないが貴のSNSによると「タイのチャンピオン」とのこと。どこまでの力があるのか未知数だ。

　貴はNJKFフライ級王座、WMC世界スーパーフライ級王座など,、これまで5本のベルトを獲得した5冠王。長い手足から繰り出すヒジとヒザ蹴りを得意とする。

　昨年3月には、当時無敗の二冠王・小嶋勇貴に勝利。続く4月には、MuayThaiOpenバンタム級王座を右ヒジ打ちKOで奪取した。
　好調と思われたが、勢いに乗り再びムエタイの本場ルンピニースタジアムに参戦するもTKO負け。7月に所持していたMuayThaiOpenバンタム級王座の防衛戦を行い、INNOVATIONバンタム級王者・岩浪悠弥にKO負け。その後、引退を決意した。

　引退を表明してからの10月と11月の試合ではいずれも勝利したが、決意は変わらず。
　貴はコメントで「引退の理由としては幾つかありますが、昔に比べて思うように体が動けなくなった事が1番の理由であります。そういう所からモチベーションの低下もあり、引退を決意致しました。引退後は都内に飲食店を出店する予定です」と、第二の人生へ向かう。現時点での戦績は41戦29勝10敗2分。

　セミファイナルでは、同門の先輩で6冠王の翔（ショウタ）・センチャイジム（36=センチャイムエタイジム）が、ライト級の防衛戦を行う。挑戦者は初タイトル戦で12戦10勝のホープ・雅駿介（24=PHOENIX）。　

　メインイベントでは今回65戦目となる大ベテラン・喜入衆（39=NEXTLEVEL渋谷ジム）が、4度目のウェルター級王座防衛戦を行う。対するは岡山の新鋭で、INNOVATION同級1位の太聖（23=岡山ジム）。

　ベテランムエタイ王者揃い踏みの今回だが、そのうち一人は最後のリングとなる。悔いの無い戦いを期待したい。

＜決定対戦カード＞
▼第13試合　LumpineeBoxingStadium of Japan　ウエルター級タイトルマッチ　3分×５R（ヒジあり）
喜入　衆（NEXTLEVEL渋谷ジム）
vs
太聖（岡山ジム）

▼第12試合　MuayThaiOpenライト級　タイトルマッチ　3分×５R（ヒジあり）
翔・センチャイジム（センチャイムエタイジム）
vs
雅　駿介（PHOENIX）

▼第11試合６２．５Kg契約　3分×３R　（ヒジあり）
渡部翔太（チームドラゴン）
vs
栄　基（エイワスポーツジム）

▼第10試合　６４Kg契約
実方拓海（TSKJapan）
vs
エイメン・ゴールドライフジム（ゴールドライフジム）

▼第9試合　貴・センチャイジム引退試合　バンタム級　3分×３R（ヒジあり）
貴・センチャイジム（センチャイムエタイジム）
vs
DENNADAO MOOPINGAROIJUNGBOIE（タイ）

▼第8試合　４５Kg級　2分×３R　（ヒジなし）
Sae－KMG（クラミツムエタイジム）
vs
高野朝海（明治大学）

▼第7試合　バンタム級　国際戦　3分×３R（ヒジあり）
壱・センチャイジム（センチャイムエタイジム）
vs
ANGPOND MOOPINGAROIJUNGBOIE（タイ）

▼第6試合　MuayThaiOpen　フェザー級　ランキング戦　3分×３R（ヒジあり）
千羽裕樹（スクランブル渋谷ジム）
vs
成澤　龍（SRC）

▼第5試合　スーパーフライ級ランキング戦　3分×３R　（ヒジあり）
誠剛（インスパイヤードモーション）
vs
佐藤仁志（新宿スポーツジム）

▼第4試合　スーパーバンタム級ランキング戦　3分×３R　（ヒジあり）
昭　彦（尚武会）
vs
鈴木貫太（ONE’S　GOAL）

▼第3試合７７Kg契約　3分×３R　（ヒジなし）
マニー・センチャイジム（センチャイムエタイジム）
vs
渡部秀一（TIM　MuayThai　＆　Fitness）

▼第2試合　ウエルター級　3分×３R　（ヒジあり）
KAZU（蒼天塾/GTジム）
vs
高木覚清（岡山ジム）

▼第1試合　スーパーライト級　３分×３R　（ヒジなし）
MASA（クラミツムエタイジム）
vs
中村英行（ONE’S　GOAL）

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