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【新極真会】護国寺で盛大に鏡開き、大山倍達の墓前に2つの”世界”で全階級制覇を誓う

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2022/01/10(月)UP

護国寺での新極真の鏡開きに220名が参加、奉納演舞を行う選手たち

 1月9日、大山倍達総裁が眠る東京・護国寺で、新年最初の行事となる鏡開き稽古会が行なわれた。好天にも恵まれ、護国寺の境内では昨年の全日本大会の男女トップ選手ら総勢220名が正拳中段突きなど気合いの入った稽古を見せた。

 緑代表は「今年は9月にポーランドにおいて、第7回世界ウエイト制大会を開催します。前回のカザフスタンでは8階級のうち7階級日本が王座を死守することができました。先ほどご本堂において全階級制覇という祈願をしていただいたので、ぜひとも今年は全階級制覇という大きな目標に向かってがんばっていきたいと思います。まだまだコロナ禍は続いていますが、どんな困難が来ても前向きに試練を乗り越えていくのが武道の精神なので、ぜひとも今年1年強い心を持って素晴らしい年にできるようにがんばりましょう」と挨拶。

緑代表(中央)と三好、小林副代表が大山総裁の墓前で今年の決意を誓う(c)shinkyokusinkai

 緑代表以下、参加者は、護国寺にある大山総裁の墓前にも決意を誓った。

 今年5月にはフルコンタクト空手の世界統一組織WFKOの第1回世界大会が開催予定。そして9月には緑代表が口にした新極真会主催の第7回世界ウエイト制大会(ポーランド)の世界大会を控える。世界ウエイト制のみならず、WFKOの世界大会も全階級、日本勢が優勝することを新年に誓った。

奉納組手では、昨年の全日本大会決勝戦の顔合わせとなる入来建武(左)と多田成慶が行なった。(c)shinkyokusinkai

 基本の最後の廻し蹴り100本では緑代表が参加者に「現役選手は上段を蹴るように。70本くらいできつくなっても気合いでがんばろう。がんばるぞ! がんばるぞ! 今年1年が素晴らしい年になるように、気合いを入れていこう!」と檄を飛ばした。

 奉納演武では型のほか、昨年の第53回全日本大会男子決勝戦の顔合わせとなる入来建武と多田成慶が組手を行なった。
 また、女子では元世界王者の鈴木国博の長女で昨年の全日本大会準優勝の鈴木未紘、そして”高速パンチのリケジョ”とネットでも話題に上る同4位の目代結菜にユース特別賞が贈られた。

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