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【新極真・世界大会】18歳女子高生・鈴木未紘が日本王座死守に自信!美女空手家・目代は今回が最後の覚悟で=10.14-15

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2023/10/14(土)UP

昨年の全日本女王で、18歳の現役女子高生の鈴木未紘。世界大会初制覇を狙う

 フルコンタクト空手の“体重無差別”第13回全世界選手権大会(新極真会主催)が、10月14日(土)~15日(日)の二日間に渡り、東京体育館で行われる。
 今回の世界大会女子は王座死守がテーマ。180cm超えの強豪外国人が集う中、優勝の鍵を握るのは18歳の鈴木未紘となり、準決勝で可能性がある“高速パンチ女子”目代結菜との激突にも注目だ。いよいよ本日14日より開幕する。

【フォト&動画】鈴木未紘、驚きの稽古法!目代結菜の“高速パンチ”

 トーナメントのトップシードに入ったのは、18歳の現役女子高生にして昨年の全日本チャンピオンの鈴木未紘。第8回世界チャンピオンの鈴木国博を父に持つ彼女は、幼少の頃から活躍し、いよいよ世界大会の舞台へ日の丸を背負うこととなった。

第8回JFKO全日本大会軽重量級決勝で鈴木(右)は、目代(左)を下して優勝した

 昨年の全日本大会で鈴木は、これまでライバル争いをしてきた絶対女王・久保田千尋を決勝で破り、初制覇。突きの強打からのヒザ蹴り、安定した組手は日本の王座死守に貢献しそうだ。新極真会オフィシャルYouTubeチャンネルでは、鈴木が取り組むタイヤ引きの特訓、身長差のある対外国選手用に床へ両膝をついた状態で攻撃を受ける稽古など、なかなか見られない貴重なトレーニング映像が公開されている。

 鈴木は「日本で行われる世界大会なので、自分たちが優勝するのが絶対条件」と自信満々に語った。

高速パンチで活躍する目代

 彼女の対抗は、順当に進めば決勝で身長184cm・体重80kgのブリジタ・グスタイタイテ(29=リトアニア)か、久保田千尋が有力視されているが、その前の準決勝で対戦濃厚なのは目代結菜だろうか。

 20歳で現役女子大生の目代は、高速パンチを武器に国際大会でもコンスタントに結果を残してきた選手で、順当に勝ち進むと準決勝で鈴木と対戦する可能性がある。第8回JFKO全日本大会は軽重量級決勝で鈴木と対戦し敗北しているが、目代が巻き返すことも十分に考えられる。

ラストチャンスと話す目代は、世界大会へかける思いが強い

 目代は「次の開催は4年後なので、これが最後になるかもしれない。ラストチャンスのつもりで戦っていきます」と意気込みを語った。

 世界から強豪が集まる4年に一度の世界大会。これまで二度(07年と15年)、王座が海外へ流出してしまった日本女子だが、前回19年は南原朱里が優勝し王座奪還に成功した。
 日本の王座を死守するためには、日本代表選手が一丸となってトーナメントを勝ち進むことが重要だ。戦いの始まりを告げる運命の太鼓がいよいよ鳴らされる。

第13回世界大会組み合わせ

▶次ページは、【フォト&動画】鈴木未紘、驚きの稽古法!目代結菜の“高速パンチ”

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