【K-1】菅原美優、RISE女王・宮﨑小雪に敗れ「申し訳ない気持ちでいっぱい」次への課題も

2024/03/21（木）UP
（最終更新：2024/03/21 01:59）

　3月20日（水・祝）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催された『K-1 WORLD MAX 2024』の［K-1vsRISE対抗戦/スーパーファイト/女子-45.5kg契約］では、K-1 WORLD GP女子アトム級王者・菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）がRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪（TRY HARD GYM）に延長判定負けを喫した。
　敗れた菅原は、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と肩を落とした。

【フォト】菅原と宮﨑が顔面に同時打ち！菅原の顎がハネ上がる場面も！

　試合は本戦で、3者ともに30-30でドロー。延長では宮﨑が遠目の距離から細かなフェイントを入れ、素早く距離を詰めパンチの手数を増やすなどして、延長判定3-0で勝利。菅原としてはホームでの悔しい敗戦となった。

　試合後インタビューに応じた菅原は「K-1ファンの皆さんに申し訳ない気持ちと、練習に付き合ってくれた方、 応援してくれてる人たちには申し訳ない気持ちでいっぱいです」とコメント。

　対抗戦ということで、勝ち負けの重みはいつもと違ったか問われ「自分だけの責任ではないので、本当にただただ申し訳ない気持ちと、次頑張りますと簡単に言えるようなそんな軽いものではなかった」と述べた。

　戦ってみた宮﨑の印象については「印象は特に変わらず、やっぱり上手だった。もちろんうまかったですし、何より自分の選択ミスというか、このパターンがダメだった時に次のパターンっていう、そこの選択ができなかった。試合中の分析力が自分の方が低かった」と宮﨑の実力を認め、試合中の対応を課題に挙げた。

　最後にファンへ向けて「皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいで、引き続きもちろん練習は頑張るし、目指してやっていくってことは変わりはないんですけど、やっぱり今回の試合の重さがあったし、それぐらい懸けてた部分もあった。これからも応援してもらえたらなと思います。次回もまた頑張ります」と再起を誓った。

　一方、勝利を手にした宮﨑は「勝つことができてすごいホッとしてます」と笑顔でコメントし、菅原と対戦した感想を「自分のペースというか、自分の距離で終始戦えたかなっていう風には思ってます。でも（相手の）ストレートは結構強かったです」と語った。

　国内最強を証明した宮﨑、今後の目標に関しては「次は海外の選手というか、世界のベルトを作ってもらって、それを獲りに行きたいなと思います」と掲げた。

　団体王者の威信を懸けて戦った両選手。今回の試合では明暗分かれる結果となったが、今後も2人の活躍を見届けていきたい。

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