2024/03/25（月）UP
（最終更新：2024/03/25 20:22）

“失神ダウン”でKO負けとなった山崎桃子（左）

　3月24日に開催の『DEEP JEWELS 44』で”女アウトサイダー”こと山崎桃子（坂口道場一族）が韓国選手に右ストレート一撃で失神KO負け、その危険な倒れ方に場内騒然となった。
　敗れた山崎は、試合後に自身のSNSで「ショッキングな姿見せて申し訳ない」とし、再起を誓った。

【フォト＆動画】山崎が戦慄の倒木ダウン、失神KOの瞬間！

　山崎は、前田日明主催の『THE OUTSIDER』を経て18年6月にプロデビュー。アグレッシブなスタイルが持ち味で、昨年11月の前戦はこゆきにTKO勝利。今回が初の国際戦となった。
　対するLIBBYは柔術をバックボーンに持ち紫帯を締める韓国人ファイター。韓国のAFCや日本でもWARDOGでの試合経験があり、DEEPには初参戦。

パンチを被弾する山崎

　試合は1R、右ストレート、左フックを当てる山崎だが、LIBBYが組み合いで金網に押し込む。至近距離の打ち合いになり、LIBBYは左フックで山崎の意識を飛ばすと、強烈な右ストレートを炸裂！失神した山崎は崩れるようにダウン、レフェリーがすぐに試合を止めた。
　危険な倒れ方で心配された山崎だが、何とか起き上がりセコンドに支えられる形でケージを後にした。

　山崎は試合後にSNSで「KO敗け。こんな自分を応援してくれている皆さんにこんな情け無いショッキングな姿見せて申し訳ない」としながらも、「今回は私もKOするつもりで勝負しに行った、打ち合いに行った結果です。応援有難う御座いました。またここから」と再起へ向けて思いを書き込んだ。まずは体をしっかりと休めて、再び試合で活躍する姿を見せて欲しい。

　一方、57秒の秒殺KOでインパクトを残したLIBBYは勝利マイクで「活躍したいと思っていた日本で勝利ができました。これからもみなさんの応援で頑張っていきたいと思います」と継続参戦を望んでいた。次回以降どんな試合が組まれるのか、今後の展開に注目だ。

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