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魔裟斗、武居由樹の“進化”に言及、バンタム統一に期待

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2024/05/08(水)UP

武居は進化した右ジャブでモロニーを攻略した

 5月6日に東京ドームにて開催された[WBO世界バンタム級タイトルマッチ]で、武居由樹(大橋)が王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)を判定3-0で下し、プロボクシング9戦目にして世界王座を獲得。日本人選手初となるK-1王者からのボクシング世界王者となった。
 この歴史的な一戦を見ていた魔裟斗は、昨日7日、自身のYouTubeチャンネルで「ジャブが良かった」と武居の進化を過去の戦いを交えながら解説し、バンタム級統一へ期待をかけた。

【フォト】武居のジャブがモロニーにヒット!武居もグラつく激闘の打ち合い

 試合はサウスポーの武居が、大きく飛び込んでの左ボディで攻撃。1R、2Rと続け、2Rにローブローの減点を取られるも、武居は飛び込みの左ボディをやめず、モロニーが嫌がる素振りも。4Rにはモロニーがジャブで前に出るが、武居が右アッパー、さらに左ボディから左ストレートで王者をコーナーに追い詰めた。6Rはラウンド終了前に、武居の右がモロニーをグラつかせる場面もあり、最後まで武居はペースを崩さずにポイントを重ね、9戦無敗で世界チャンピオンに輝いた。

魔裟斗は自身のYouTubeチャンネルで、井上尚弥と武居由樹の試合を分析した(『魔裟斗チャンネル』)

 魔裟斗は武居の試合を振り返り、「K-1から転向当時とは、動きが全然違ったね。前半から右ジャブが出ていた。昔は、あれが出なかった。いきなりの左フックとかで倒しにいっていたからね。今回は、よくジャブで崩していたなというイメージだった」と技術的な進化を感じたという。

 また魔裟斗は「武居が入場した時に、会場の雰囲気が一変した。武居が自信に満ち溢れていたよね」と歓声がさらに大きくなったといい、「難しい相手によく判定で勝てたね。俺の判定では115対113で武居。実際にはもう少し離れていたね(116-111×2、117-110=3-0で武居)」と武居の勝利を祝福した。

武居はK-1とボクシングで初の世界二冠を制した

 今回、武居がWBO世界バンタム級チャンピオンになったことで、この階級は日本人が4団体すべて世界王座を独占する形となり(WBC=中谷潤人、IBF=西田凌佑、WBA=井上拓真)魔裟斗は「誰か統一してくれないかな。武居できるかな」と期待をかけた。そして魔裟斗は「武居は大変だけど、ファンは楽しみ」と那須川天心との試合実現の可能性を含め、興奮している様子だった。

 武居が世界王者になったことで、バンタム級日本人頂上対決に期待がかかり、ここに那須川天心がどう絡んでいくのか、武居との試合は実現するのか興味は尽きない。混沌としてきた世界のバンタム級トップ戦線から、ますます目が離せなくなってきた。

▶次ページは【フォト】武居のジャブがモロニーにヒット!武居もグラつく激闘の打ち合い

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