2024/01/01（月）UP
（最終更新：2024/01/01 09:03）

榊原CEOが総括を行った

　12月31日（日）さいたまスーパーアリーナで開催された『RIZIN.45』の大会総括を榊原信行CEOが行い、朝倉海の“海外挑戦”発言に「行きたい気持ちを止める気持ちもない。」と語った。

　セミファイナルでフアン・アーチュレッタをKOで下し、RIZINバンタム級王座を奪還した朝倉海（JAPAN TOP TEAM）は試合後のインタビューで“UFC挑戦’’を表明していた。

　榊原氏は「（UFCに）行きたい気持ちを止める気持ちもない。海とも相談もして、UFCじゃないといけないのか。（他団体と交流しない）UFCとコミュニケーションが取れていないかといえば、そうではない。海は（UFC代表）ダナ・ホワイトにラスベガスに行った時に会わせています。RIZINのベルトは防衛していって欲しい思いと、RIZINでしっかり精進していけば、この舞台で戦うことを求めてチャレンジしてくる選手も増えると思う。プロモーターとして頑張りたいと思いますし、ベルトを防衛していく道も並行して進められるように、視野広く年明けに話してみたい」とコメント。

　UFCへの挑戦を止めるつもりはないが、RIZIN王者としてのベルト防衛と海外挑戦が両立できる道も模索する構えだ。

　記者からは、大盛り上がりを見せた平本蓮（剛毅會）vs.YA-MAN（TARGET SHIBUYA）に関する質問も。平本がYA-MANのアグレッシブファイトをいなし、総合力で上回り判定勝利している。

「このタイミングじゃないと組まれなかったカード。11月に朝倉未来がファイトクラブでKO負けを喫して、その負けがあって生まれたカード。旬なものをマッチアップ出来て、これだけの熱を生んだ。試合はそんなむちゃくちゃレベルの高いと言えばそうではないし、神龍誠と堀口のレベルからすると違いましたが、勝負論からすると一番しびれる試合であったことは間違いない」と高評価だった。

　今後のRIZINの盛り上がりにも目が離せない。

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