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“悪童”ネリ、井上尚弥との対戦ビジュアルを投稿「もうすぐだ」正式発表示唆

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2024/01/12(金)UP

井上尚弥とネリ、対戦発表間近か

 スーパーバンタム級の世界4団体統一王者・井上尚弥(30=大橋)への挑戦権を持つ元世界2階級制覇王者のルイスネリ(29=メキシコ/WBC同級1位)が、11日、自身のSNSに「もうすぐだ」と井上vsネリの対戦ビジュアルを公開した。
 これは関係者が自作の可能性もあるが、もしかするとオフィシャルなのか!?それにしてもよくできたデザインだ。
 リング上で戦う二人は合成写真だが、リングのコーナーにはドコモのロゴが見える。あえてそうしたのか。ESPNは8日、井上とネリが5月に東京で戦う事で対戦同意したと報道。情報筋がESPNに語ったものと言う。

【フォト】ネリが公開した井上vsネリのポスタービジュアル

 場所は東京ドームも候補に。大橋会長は昨年12月の4団体統一戦(vsタパレス)でチケット購入希望者が10万件を超えた事で同地での開催を示唆していた。

ネリがSNSに公開したポスタービジュアル

 ネリは、17年8月の山中慎介戦では試合後に薬物陽性によりドーピング(本人はメキシコで食された汚染された肉の結果と主張)、WBCは「故意にジルパテロールを摂取したという確証が得られず、食品から摂取した可能性が高い」と再戦を指令。2018年3月の再戦では、ネリは山中を2ラウンドでKOしたが、前日に計量オーバーしていたことから、この2つの違反により、国内でネリのプロボクシングライセンスを取り消す追放処分が下された。

 JBCはネリは日本で追放処分中としているが、ライセンスの取り消しは5年間、無期限停止は3年間で再申請ができることになっており、JBCの安河内事務局長はネリの再申請は可能としていた。追放処分からすでに6年近い年月が経っている。

 少し気が早いがネリがアップしたこのポスタービジュアルや本人のコメント、海外報道から実現が確実か。5月、日本での実現に期待したい。

 戦績は井上が26戦(23KO)無敗、ネリは35勝(27KO)1敗(ネリの1敗はWBA同級バンタム級王者ブランドン・フィゲロアに7回ボディでKO負けした時のもの)。

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