“寝技世界一”ムスメシ、インフルエンサーに柔術バカにされ激怒「MMAでやるぞ」ONE公式も後押し

2024/01/16（火）UP
（最終更新：2024/01/16 20:29）

　ONEサブミッション グラップリング・フライ級王者マイキー・ムスメシ（27=米国）が、インフルエンサーボクサーとバチバチだ。
　インフルエンサーが「柔術は陰キャがやるもの」「こんなオタクは格闘技で勝つべきじゃない」とムスメシを馬鹿にすると、ムスメシは「この“いじめ”には断固対抗する。君にMMAで挑む」と宣戦布告した。

【動画】ムスメシが青木真也に“アオキロック”で一本勝ち！インフルエンサーのボクシングスパー動画も

　ムスメシはブラジリアン柔術の世界選手権で4連覇を誇り、現在の競技柔術における軽量級の世界最強と高い評価を受ける実力者。
　22年10月にONE世界タイトルを獲得すると、防衛を重ねる。
　昨年10月には青木真也との無差別級グラップリングマッチで、青木が得意とする“アオキロック”で一本勝ちした。

　発端は、過激な“物申す系”インフルエンサーのスニーコが今月上旬、ムスメシが青木真也と対戦している映像を観ながら配信し「柔術はクソマジメな陰キャのやるもの」「こういうオタク顔の奴は勝つべきではない」「こいつは世界王者にふさわしくない」と誹謗中傷。

　これを見たムスメシが激怒。ムスメシは以前から“いじめに反対”する提言も行っていた。
　ムスメシはインスタ動画で「いじめっ子とは、自分の気分が良くなるためだけに、人間の違いや美しい部分、個性を選んでからかう弱い人だ。彼は私や私の友達、そして柔術をからかっている」といじめのような配信にNOを突きつける。

　そしてスニーコが以前からボクシングやMMAの練習動画をアップしていたことから「彼は自分をボクサーと呼んでいる。私は柔術家だ。MMAの戦いをしようじゃないか。私は彼の口を閉ざす」と対戦を要求した。

　この宣戦布告動画をONEも拡散、公式YouTubeや各種SNSでも転載した。複数の海外メディアによると、ONEのCEOチャトリ氏もムスメシの意見に賛同しているようだ。

　これに対しスニーコは「世界チャンピオンがいじめをしたことのない人間を告発するのを見たことが無い」と反論しつつ「MMAマッチを受け入れる。ただし、条件がある。それは、あなたのスパーリングパートナーであるマーク・ザッカーバーグと私が、“誰が世界を支配しているか”について話し合うことだ」と、ザッカーバーグとの対談を条件にMMA戦に応じた。

　ONEも後押しするこのMMA戦、果たして行われるのか。

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