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【Krush】女子王座争う池内紀子と麻央「全てに勝つ」(池内)「レベルが違うところ見せる」(麻央)

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2024/01/23(火)UP

池内紀子vs麻央(C)K-1

 1月28日(日)東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『Krush.157』の第6代Krush女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦で対戦する池内紀子(POWER OF DREAM)と麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)の試合前インタビューが主催者より届いた。

【動画】池内がボディからのヒザ蹴りでダウンを奪う瞬間!

 池内はPOWER OF DREAMの大注目の新鋭で、6戦6勝無敗のパーフェクトレコードを誇る。昨年6月に、麻央とは一度対戦しており、その時は判定勝利を収めている。10月の同トーナメント・準決勝で池内は、真優にボディからヒザ蹴りでダウンを奪うなどして判定勝ち。決勝進出を決めた。

準決勝は、真優(左)に判定勝利

 まず、勝ち上がってきた麻央の準決勝をどう見たか聞かれ「昨年6月に自分と戦った時よりも、パワーもスタミナも技術も上がっていたので、以前自分と戦った時とは違う選手になってるなと感じました。今回の試合はさらにパワーアップしてくると思うので、違う選手に挑戦するような気持ちで、全力で戦っていきたいです」と抜かりはない。

 また「チャンピオンになるということは強さの証明になると思うんですけど、そこよりも、今回は自分との戦い、相手との戦い、全てに勝つということを意識しています。全てに勝ちます!」とし、「満足いく戦いをすれば勝てるし、そうすればおのずとベルトも自分のものになる」と自身のパフォーマンスに集中する構えを見せた。

 一方の麻央は一度は格闘技から離れるも、22年に復帰。昨年10月のトーナメント準決勝では、鈴木万李弥をテクニックで完封し判定勝利を収め、決勝へ駒を進めた。

 対戦する池内の準決勝に関しては「以前に自分が戦った時とあまり変わらず、前に前に出てくるという印象でしたね」とコメント。
 前回の対戦で1番感じた部分を問われると「ずっと前に出てくるので、疲れるなと思いました。身長も高いし、ダウンを取られて負けましたけど、どこが強かったとかもなくて、ダウンを取られた原因も自分にあると思っているので。相手がどうというよりは、自分の問題という感じでしたね」と振り返る。

準決勝で鈴木を下した麻央(右)

 今回、ベルトが懸かった試合ではあるが、「ベルトというより自分の中ではリベンジの方が大きいので、それに成功したらベルトがついてくるという感じなんですよね。同じ相手に2回負けてはいけないとも思っているので、今回は負けないという気持ちですね」とリベンジへの思いが強いという。
 そして「とりあえず勝つみたいなことじゃなくて、圧倒的にレベルが違うところを見せて、『この数ヵ月でまた上げてきたな』と思わせて勝ちたいですね」と意気込む。

 今回勝てばチャンピオンになるが「もちろんベルトがいらないわけではないですけど、ホンマに勝ったらついてくるものというか。今回勝ってリベンジ・ストーリーを完結させるという点で、自分としてはメチャメチャいいストーリーだと思ってるし、自分が勝った方が面白いと思うので、ホンマにリベンジしてのチャンピオンだなと。もしこれで池内選手じゃなくて真優選手が上がってきていたら、全然違う話やと思うんですよ。池内選手に勝ってベルトを獲るというところに価値があるので、それが一番ですね」と話す。

 リベンジを達成するために一番必要なものは「気持ち、ですかね。獲りたいという気持ち、勝ちたいという気持ちが強い方が勝つと思うので」と精神面をあげた。

 果たして、女子フライ級チャンピオンに輝くのはどちらか。素晴らしいファイトを期待したい。

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