那須川天心、次戦は辰吉寿以輝か！？京口紘人も予想、天心は”次は日本人”と示唆

2024/01/24（水）UP
（最終更新：2024/01/24 20:11）

　1月23日、ボクシング3戦目の那須川天心（25=帝拳）が、世界ランカーのルイス・ロブレス（25=メキシコ）を圧倒し、相手の負傷棄権によるTKOで勝利した。
　那須川は試合後、バンタム級で戦うことを宣言し「バンタム級には日本人で強い選手がたくさんいるんですけど、世界を狙っていく」とコメント。
　この日のアンダーカードでは、辰吉寿以輝が勝利している。SNSでは両者の対戦を望む声も多く、元世界2階級王者・京口紘人も対戦可能性を示すなど、”次戦で対決”の噂、待望論が起こっている。

【フォト】辰吉丈一郎が、寿以輝と共に那須川の入場に笑み

　那須川は試合後のマイクで「もっと下のバンタム級でやっていけると実感した。バンタム級には日本人で強い選手がたくさんいるが、世界を狙っていくので待っていて」とバンタム級での日本人対決も辞さないと語った。

　実は今大会前に、元世界2階級王者・京口紘人が自身のYouTubeで、”那須川天心vs辰吉寿以輝”の可能性を示唆していた。
　京口は「この興行に寿以輝を入れたのって、そういう目論見でもあるのかな。予想というか願望は、この試合で寿以輝が勝って、キャッチウェイトでいいんで天心と見てみたい」と期待のマッチメイク予想を上げている。

　寿以輝は元々スーパー・バンタム級で活躍していたが、今回は54.5kg、バンタムとスーパー・バンタムの間のキャッチウエイトで戦った。
　相手は那須川デビュー戦の相手・与那覇勇気で、結果は寿以輝が2-0判定勝利している。

　その寿以輝は、試合後インタビューで「バンタムでも、スーパー・バンタムでもどこでも、ベルトに今年中に絡めたらいい」と王座獲りを希望した。

　また那須川も「やるとなったら誰でもやる。ベルトを何も持っていないので、日本でも東洋でも何かにチャレンジしたい」と日本王座も視野に入れているとした。

　両者と対戦した与那覇は「（2人は）全然タイプやそれぞれの良さが違う。やったら面白い」と試合後インタビューで語っていた。

　大会後、ネットには「いつか寿以輝vs天心のベルトをかけた試合を見たい」「（寿以輝が）日本ランキングに復帰できれば、同じく与那覇に勝った天心と戦わせるのは面白い」「絶対に盛り上がる」と待望論が並ぶ。

　現在日本バンタム級の王座は先日、堤聖也が返上して空位にある。
　両者とも現在JBCバンタム級ランキングには名前が無いが、今回の結果を受けランクインするだろうという声が大きい。
　
　果たして2人の対決はあるのか。

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