2024/01/31（水）UP
（最終更新：2024/01/31 17:23）

塚本望夢vsJIN

　2月23日（金・祝）東京・後楽園ホールで開催される格闘技イベント『RISE176』の［フライ級（-51.5kg）3分3R延長1R］で対戦する、同級1位の塚本望夢（18＝team Bonds）と国内バンタム級2冠王JIN（17＝楠誠会館）の試合前インタビューが、主催者を通じて届いた。

【動画】塚本がバックハンドブローでKOする瞬間！

　塚本は初代DEEP☆KICK -51kg王者の肩書きを持ち、デビューから6連勝をマーク。23年2月のRISE NEW WARRIORSフライ級トーナメントでは1回戦で那須川龍心を下すも、決勝で松本天志に3R TKOで敗れ惜しくも戴冠を逃した。7月は山川敏弘にKO勝ち、10月には酒井柚樹に判定勝利を収めている。

　今回対戦するJINとは学年が同じで知り合いだという。身長163cmの塚本に対し、JINは170cmと7cmの差があるが「（自分は）身長ずっと小さかったんですよ。中学校入学する時137cmしかなくて、それでずっとジュニアの頃やってたので身長でかい人とは慣れました。逆に小さい相手とあまりやったことなかったんで、この前の酒井選手はやりにくかったです」と、むしろ大きい選手との試合の方が慣れているという。

前戦は昨年10月、酒井柚樹（右）に判定勝利した

　さらに「ヒョロ長い相手の方が良いです。例としたら去年の7月の大阪大会、山川（敏弘）選手がそんな感じやったんで。身長一緒くらいですらっとした感じで、そっちの方が倒し甲斐があります」とし、倒すイメージについては「勝手に倒れてるやろなぐらいなんでイメージは別にないです。当たったら倒れます」と自信を見せる。

　そして、次の目標を「これ倒してタイトルマッチアピールしようかなと思っているので、倒さないと始まらないし、同じ大会のメインで数島選手出るので、先に倒してマイクでアピールします」と、同級王者の数島大陸に挑みたいとした。

　最後にファンへ向けて「今年は必ず勝利から始めてチャンピオンになって全勝で終わるので、これからも塚本望夢に期待と応援よろしくお願いします」とメッセージを送った。

　一方のJINは、これまでにMA日本バンタム級王座とジャパンカップバンタム級王座を獲得。戦績は12戦8勝（2KO）4敗だ。塚本戦のオファーが来た時の「アマチュアの時からずっと知っててやりたいっていうのがあったので、やっとかって感じです」という気持ちだったと明かし、続けて「あいつはヤンチャですよね。でもめちゃめちゃ普通に好きですね。試合では関係ないんでしばきます」とコメントした。

　試合で打ち合う自信を尋ねられ「めちゃめちゃ打ち合います。向こうも多分逃げないと思うんですけど、『逃げんなよ』って感じですね。多分みんな僕が倒れると思ってると思うんですけど、全部ひっくり返します」と気合十分だ。倒し方については「もうボッコボコです、いったります」と一方的な展開になるという。