【RIZIN】山本アーセン、寝業師・柴田“MONKEY”有哉と激突！“今カノ”三浦彩佳にメッセージも

2024/01/31（水）UP
（最終更新：2024/01/31 18:45）

　3月23日（土）神戸ワールド記念ホールにて開催される『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の追加対戦カード発表会見が、31日都内で行われた。RIZIN MMAルール57.0kg契約5分3Rでは、山本アーセン（KRAZY BEE/SPIKE22）と柴田“MONKEY”有哉（Team KIZUNA）が対戦する。

【動画】山本アーセン、伊藤裕樹を完封した“レスリングテクニック”

　山本は山本美憂の長男で“格闘サラブレッド”として15年にRIZINでMMAデビュー。20年の加藤ケンジ戦（1R KO負け）を最後に試合から遠ざかっていたが、昨年5月に伊藤裕樹戦で2年9カ月ぶりに復活し判定勝利。前回は9月に福田龍彌と対戦してTKO負けを喫し、今回が再起戦となる。

　対する柴田は2011修斗バンタム級新人王の肩書を持ち、19年6月『DEEP 90 IMPACT』の[フライ級暫定王者決定戦]で神龍誠に敗れ、約3年ぶりのMMAプロ復帰戦となった22年4月のDEEPでの渋谷カズキ戦で一本勝ち。同年12月には杉山廣平から一本勝ちを収め、今回は約1年3カ月ぶりの試合だ。

　会見に出席した山本は「自分は寝技の相手には良い所を見せておいて、最後に負けるとかしているんで、相手は柔術黒帯で寝技強いですけど、今度は1Rで勝てるようにがんばって、本戦に呼ばれるようにしたい」と意気込みを語った。

　柴田は会見を欠席したが、「僕の夢はPRIDEです。RIZINでレスリングの世界を獲ったアーセン君と戦えることは異種格闘技戦に近いPRIDEのような戦いができるんじゃないかとワクワクしています」とコメントを寄せた。

　相手の印象について山本は「柔術黒帯で寝技がうまくて、ちょっとした隙間からでも手や足を入れてくる。でも自分の方が打撃もレスリングも上だと思っているんで、相手のフィールドへは行かないと思っています」と寝技には行かせないと断言した。

　また、RIZINフライ級は堀口恭司がチャンピオンとして君臨しているが、「この階級でやっているからこそ、意識しています。ベルトがあってもなくても、戦いたい気持ちは変わらない。勝ち進んで、そのレベルまで高めていきたい」と対戦できるところまで駆け上がりたいという。

　最後に山本は1月28日に開催されたONE日本大会で自分の名前が頻繁に出ていたこと（元カノvs今カノ対決と煽られた）を問われると「（三浦）彩佳、勝ってよかった。試合前、私の背中を見ていてと言われたので、今度は自分の背中を見せたい」と笑顔を見せる場面もあった。

　レスリング力を活かして戦う山本か、柴田の“三角絞め”が炸裂するか、手に汗握る戦いがみられそうだ。

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