2024/02/05（月）UP
（最終更新：2024/02/05 18:56）

2階級王者・卜部功也（左）が2年8か月ぶり復帰、鈴木勇人（右）と対戦

　3月20日（水）東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD MAX 2024』の対戦カード発表記者会見が2月4日（月）都内にて行われ、［スーパーファイト/K-1スーパーライト級ワンマッチ］で、K-1二階級王者・卜部功也（ALONZA ABLAZE）と元Krush王者・鈴木勇人（K-1ジム五反田チームキングス）の対戦が決定した。

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卜部が意気込みを語る

　久しぶりの試合となる卜部だが「どんな相手でもやるという感覚でこの場に立っています。（鈴木は）大和哲也選手に挑戦するくらいの立ち位置の選手、（試合復帰から）一発目でキツイ相手だと思うけど、覚悟を決めて勝ちに行きます」と意気込み。

　自身が経営するジム・ALONZAには松谷綺ら強豪選手が揃い、ジムの体制が整ったことも復帰を決めた理由だ。現在はジムのオープン前に自らの練習する時間を作り、トレーニングに励んでいる。「変なものは見せられない。がっかりさせたくない」との思いから、昨年12月頃から試合へ向けた調整は再開している。

鈴木がコメントする

　鈴木については「激闘派で殺しのある選手。ポイントアウトしない選手で、しっかり倒しに来る選手。緊張感のある試合ができるんじゃないかな」と語った。

　対する鈴木は、卜部に“激闘派”と言われ「（卜部は）本当に完璧な選手と思うくらい強いなと。テクニックがあって、自分とは対照的でタイプが違う。普通にテクニックでやったら正直分が悪いと思っているので、卜部選手の土俵じゃなくて、自分の土俵で戦えるように。そこを貫けば、可能性があるんじゃないかなと思っている。激闘します。激闘しかできないので、まともにテクニックでやったら勝てないと思っているので、自分の土俵に引きずり込んでやろうと思っています」と真っ向勝負を誓った。

　果たして勝つのは卜部の圧巻のテクニックか、それとも気合と根性の鈴木か。

＜選手データ＞
　卜部は兄・弘嵩と共に新生K-1創成期から活躍。卓越したテクニックとディフェンスで“アンタッチャブル”の異名を持ち、K-1スーパーフェザー級、ライト級で2階級制覇を達成した。21年7月に大沢文也との再戦で判定勝ちして以来、約2年8か月ぶりの試合。今回からスーパーライトに階級を上げて参戦する。

　鈴木は元Krushスーパー・ライト級王者。鋭い左ミドルをはじめとする強力な武器を持つ。過去には3連敗とトップ選手相手に苦しんだ時期もあったが、直近はデンサヤーム・ウィラサクレック、モハメド・イスラム、豊樹を相手に3連勝中だ。

＜対戦決定カード＞
▼スーパーファイト/K-1スーパーライト級/3分3R・延長1R
卜部功也（ALONZA ABLAZE/第2代K-1 WORLD GPライト級王者、
初代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者）
vs
鈴木勇人（K-1ジム五反田チームキングス/第7代Krushスーパー・ライト級王者）

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