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吉成名高、ラジャ“正規”三階級制覇へ「圧倒的なパフォーマンスで勝つ」武尊の姿に刺激も=2.12 RWS JAPAN

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2024/02/06(火)UP

吉成が偉業達成に挑む

 2月12日(月・祝)東京・後楽園ホールで、ラジャダムナンスタジアムワールドシリーズ(RWS)初の日本大会『RWS JAPAN』が開催される。
 そのメインイベント[ラジャダムナン認定スーパーフライ級タイトルマッチ]で正規王座統一戦を控える、同級暫定王者・吉成名高(エイワスポーツジム)の試合前インタビューが、主催者を通じて届いた。
 吉成はこの大一番にも「どの技でも決められるよう仕上げる」とKO決着を示唆した。

【動画】名高の“神業”ハイキック直撃!相手が大の字ダウンする瞬間

 名高は10代の時に、日本人初のラジャダムナン・ルンピニー統一王者(ミニフライ級)に。昨年7月にはラジャダムナンスタジアムのフライ級王座も奪取、さらに今年12月には、同スタジアムのスーパーフライ級暫定王座もKOで奪取した。

 今回の相手、同級正規王者プレーオプラーオ・ペッフ・ラオファー(タイ)は、元ラジャのフライ級王者でもあり、二階級制覇者だ。

プレーオプラーオ(パネル左)は、タイ情報によると過去一番練習しているという

 吉成はプレーオプラーオについて「今まで戦ったタイ人の中で、知名度は一番。実力も本物」と評する。

 さらに「彼は頭を使わずに前に出てきて、ヒジとヒザのコンビネーションや繋げ方がスムーズで速い。ヒザ蹴りを効かされて腹が効いたと思ったら、気づいたら倒されてるということになりかねない」と警戒する。

 そんな強敵だが、名高は「スタイル的には僕のやりづらいスタイルではない」とし「圧倒的なパフォーマンスを見せて勝ってからこそ、やっぱりスターだといえる。勝ち方にもこだわりたい。どの技でも決められるように仕上げており、試合では完璧な状態に仕上がる」と自信を持つ。

 今回の統一戦の先は「この階級で最強といわれているクマンドーイ選手やクンスックレック選手を倒したい。クマンドーイ選手はRISEの54kg世界トーナメントで準優勝。どのルールでも強さを証明している選手だと思うので、そういう選手とやりたい」とクマンドーイと対決したいと言う。

 先月28日には、ONE日本大会で[武尊vsスーパーレック]が行われ、吉成も現地観戦した。
 武尊の姿を見て吉成は「世界で戦う武尊選手の背中を見て、刺激をいただいた。次の試合に向けてさらに火が付いた。今まで自分がムエタイで学んできたことの全てを出して、必ず自分がベルトを巻く」と改めて闘志を新たにした。

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