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【ボクシング】堤聖也、対戦した穴口一輝を追悼「戦えたこと誇りに」

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2024/02/12(月)UP

堤聖也(右)と穴口一輝(左)の激闘、これが穴口のラストマッチとなった

 堤聖也(角海老宝石)が昨日11日、自身のSNSを更新。12月26日に東京・有明アリーナにて行われた日本バンタム級トーナメント決勝戦で対決した穴口一輝(真正)が今月2日に23歳の若さで死去したことを受け、追悼のメッセージを投稿した。

【フォト】穴口と堤の激闘、試合後に穴口の足が痙攣し力が入らず立てなくなる場面も

 堤は自身のSNSで「戦えたことを誇りに思う。心よりご冥福をお祈りします」と追悼。試合後に2人で健闘を称え抱き合った時の写真を添えた。

 投稿のコメント欄には、「このコメントを絞り出すだけでも相当辛かったと思う」「堤さん、チャンピオンになってください」「最高の試合でした」など、2人を称える声や堤を応援する声が多く並んだ。

(昨年12月の試合)判定後、ぐらつき立てなくなる穴口、足は痙攣していた。

 試合は凄まじい打ち合いとなり、穴口が優勢も、堤は反撃に出てカウンターなど4度のダウンを奪った。穴口はすぐに起き上がり、打ち合いでも引けを取らなかった為、JBCの安河内剛事務局長は「ストップするタイミングが難しい試合だった」と述べている。
 穴口は試合後、足が痙攣し立てない状態に。セコンドにサポートされながらリングを降り、病院に直行した。そこから入院し、硬膜下血腫のため開頭手術。治療中だったが、2日、午後5時38分に亡くなった。

 穴口の死を受け、JBCの安河内事務局長は「穴口一輝選手の死を無駄にしないために、再発防止策を考える必要がある」と話しており、ダウンの回数やラウンドの長さなどを再検証し、試合前の状況もヒアリングなど対策を講じて行くとしていた。この事件を機に、全ラウンドで3ノックダウン制とし安全のラインを設けるなど検討が必要かもしれない。何より、今後このようなことがないよう祈るばかりだ。

▶︎次ページは【フォト】穴口と堤の激闘、試合後に穴口の足が痙攣し力が入らず立てなくなる場面も

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