2024/02/22（木）UP
（最終更新：2024/03/07 16:38）

トリプル世界戦の井上拓真vsアンカハスほか意気込み

　2月24日（土）東京・両国国技館にて開催のプロボクシングのトリプル世界戦『Prime Video Presents Live Boxing 7』の記者会見が22日、都内にて行われ、タイトル戦に参加するすべての選手が揃い、意気込みを語った。

［WBA世界バンタム級タイトルマッチ］では王者・井上拓真（大橋）に元IBF世界スーパーフライ級王者ジェルウィン・アンカハス（挑戦者/フィリピン）が挑む。

　王者・井上拓真：「体重も落ちてコンディションもすごくいい感じです。練習も過去一の仕上がりで仕上げることができました。過去一最強の相手だと思っているので、気を引き締めて最後まで戦って必ず勝ちたいと思います」

王者・井上拓真vsアンカハス

　アンカハス：「コンディションはいいです。問題なく進んでいます。チーム一丸となってトレーニングキャンプをしてきました。準備万端です。常に勝利に対して貪欲なのは確かですが、フィリピンに世界チャンピオン不在ということが私をハングリーにさせている。この自分の強い気持ちで勝っていきたい」

［WBC世界バンタム級タイトルマッチ］では王者アレハンドロ・サンティアゴ（王者/メキシコ）に中谷潤人（挑戦者/MT）が挑む。

中谷潤人vs王者サンティアゴ

　中谷潤人：「バンタムに上げてうまくいっています。体にエネルギーが溜まっている状態。いい選手なので24日に必ずチャンピオンになるという強い気持ちで、今までやってきたことを発揮したい（記者から『ザ・リング』の2023年の年間最優秀KO賞を受賞しているがと問われ）すごく強いチャンピオンなんで。そのような場面を生み出せるようにアグレッシブに戦いたい。

　王者サンティアゴ：「いいボクサーでリスペクトします。他のボクサーにも言えることです。試合の日を待つだけです。私もグレートなボクサーであることを証明するだけです。私は準備が整っております。初防衛戦で成功を収めたいと思っている。大変な練習をしてやってきました。ハングリーです。私が大きく成長するために、また私のストーリーを作るためにここに来た。必ず勝ちたいと思う」

［WBO世界スーパーフライ級王座決定戦］では元世界3階級王者・田中恒成（畑中/同級1位）とクリスチャン・バカセグア（メキシコ/同級2位）が空位の王座を争う。

４階級制覇を狙う田中恒成（左）とバカセグア

　田中恒成：「いいコンディションでここまで来れてます。フィジカルもメンタルも4階級、世界チャンピオンになる準備ができています。相手は勇敢でどんどん出てくるファイターなので激しい試合になると思います。そこをしっかり受け入れて臨む準備もできています。3年間世界チャンピオンになることを待っているファンの方たちに勝った姿を見せる」

　バカセグア：「コーナーの指示通りにやる、ジムではハードな練習をしてきた。ハングリーです。私が大きく成長するために、また私のストーリーを作るためにやって来た。必ず勝ちたいと思う。田中はとても揺らがないボクサー、いいボクサーだ。リスペクトしている。しかし私が誰かということを残したいと思っている」

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