2024/03/23（土）UP
（最終更新：2024/03/23 11:12）

イゴール・タナベvsストラッサー起一が中止に

　3月23日（土）神戸ワールド記念ホールにて開催される『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』の第8試合でストラッサー起一（総合格闘技コブラ会）との対戦が決定していたイゴール・タナベ（ブラジル/セラヴィー）が、規定体重の77kgを3.25kg超過。これを受けて、主催者および両陣営は試合成立に向けて協議したが、試合を中止することとなった。

　イゴールは全日本選手権を連覇するなど「日本最強の黒帯」と呼ばれる柔術家。昨年7月にRIZINに初参戦し、元パンクラス＆DEEP王者の阿部大治から1Rヒールホールドで一本勝ち。続く10月大会もANIMAL☆KOJIに1R三角絞めで一本勝ち、大晦日にはウェルター級（77kg）初戦に挑むと、元UFCファイター安西信昌にリアネイキドチョークを極めて、RIZINで3連続1R一本勝ちを飾った。

　前回の勝利後、イゴールは初のウェルター級戦が水抜き7.5㎏にもおよび過酷であったことを明かし「今日はウェルター級世界一になる第一章」と語っていたが、2戦目となるはずだった今回は、計量失敗となってしまった。

中村優作vsアルマン・アシモフは当日計量の結果次第で実施を決定

　また、第1試合で中村優作（TEAM FAUST）と対戦するアルマン・アシモフ（カザフスタン/Mustafa Ozturik）は、本日行われた公式計量でアシモフが規定体重57kgを2.4kg超過。

　これを受けて、主催者および両陣営の間で試合成立に向けての協議を進めた結果、大会当日の12時30分に計量を実施し、アシモフの計量結果が61.00kg以下であれば、試合を行うことが決定した。
　試合を実施する場合は、公式ルール第7条第4項および第5項に基づき、次のとおり条件付きでの実施となる。

＜試合実施の条件＞
1.アシモフの勝利は記録されず、次に掲げるとおり裁定される。
（1）中村が勝った場合、その結果を公式記録とする。
（2）中村が負けるか、引き分けた場合、記録はノーコンテストとする。
2.アシモフに減点を課した上で、試合を開始する。本試合は階級超過体重が0.5kg以上につき減点（レッドカード/50%減）とする。

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