TOP > ニュース 一覧

王者カネロ「最高の状態だ!」600gアンダーの計量パス、睨み合いで無敗ムンギアを見上げる

フォロー 友だち追加
2024/05/04(土)UP

王者カネロ(左)と無敗ムンギアが計量パス!10cmの身長差(Photo by Cris Esqueda/Golden Boy/Getty Images)

 5月4日(日本時間5日)開催のプロボクシング[4団体統一世界スーパーミドル級タイトルマッチ](米ラスベガス)の前日計量が3日(同4日)行われた。
 リミット168ポンド(76.2kg)に対し、同級4団体統一世界王者のサウル・カネロ・アルバレス(33=メキシコ)は166.8 ポンド(75.6kg)で600gアンダーでパス。
 挑戦者で元WBO世界スーパーウェルター級王者のハイメ・ムンギア(27=メキシコ/WBC&WBO同級1位)は167.4ポンド(75.9kg)で300gアンダーでパスした。
 カネロは力強いマッスルポーズのあと、フェイスオフで自分より10cm身長の高い183cmのムンギアの顔を見上げ睨み合った。

【フォト&動画】カネロがムンギアを見上げる!2人のマッスルボディ比較も

 カネロは計量後のインタビューで「これまでで最高の状態だ!」と答えた。計量で見せたカネロのバキバキの絞った腹筋と、フェイスオフ後もシャドウでパンチ連打のパフォーマンスから良いコンディションの想像がつく。しかし、身長はムンギアが上で逞しい筋骨、力強そうだ。

 計量を終えたカネロは「とてもいい気分だよ。全盛期の気分だ。もうケガもないし、今が一番いい感じなんだ。明日の夜にそれを見せる」と地元のインタビューで語った。

 カネロは22年9月にゲンナジー・ゴロフキンとの3度目対決で判定勝利後の10月、左手首の手術を受けた。昨年5月にWBO世界同級暫定王者ジョン・ライダー(34=英国)に5度のダウンを奪う圧勝するも倒し切れなかったことに、まだ本調子ではないのではとの心配の声もあった。昨年10月には2階級下の4団体統一世界S・ウェルター級王者ジャーメル・チャーロ(アメリカ)に7Rにダウンを奪うなど判定勝利。手術後、KOは出ていないが、前戦から半年あまり、怪我はしっかり完治したのかもしれない。

 対するムンギアは「とても興奮している。最高のチャンスだ。明日、4団体の新世界チャンピオンになる」と意気込んだ。

 ムンギアは今年1月、カネロがKOできなかったジョン・ライダーを9回TKOで破りっている。

 下馬評はカネロ優位だが、果たして、カネロがメキシコの新旧スター対決をKO決着で締めるのか、それとも無敗のムンギアの下克上なるか。

 戦績はカネロが60勝(39KO2敗 、ムンギアが43勝(34KO)無敗。

▶︎次のページは【フォト&動画】カネロがムンギアを見上げる!2人のマッスルボディ比較も

  • 1
  • 2
フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・【結果 速報】5.5 カネロvsムンギア ほか 全試合

・【テレビ・配信】5.5 カネロvsムンギア生中継・放送・配信情報

・【フォト&動画】カネロがムンギアを見上げる!2人のマッスルボディ比較も

・【テレビ・配信】5.6 井上尚弥vsネリ

・【テレビ・配信】5.11 京口紘人vsパラスほか

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

関連記事

」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧