2024/05/07（火）UP
（最終更新：2024/05/09 11:21）

井上と戦うネリ

　5月6日（月・祝）に開催された『Live Boxing 8』（東京ドーム）で、世界スーパーバンタム級4団体王者・井上尚弥（31＝大橋）にKO負けした、元WBC世界バンタム級＆スーパーバンタム級王者のルイス・ネリ（29＝メキシコ）が試合翌日、自身のSNSにディズニーランド観光の模様を投稿。さらに「また世界チャンピオンになりたい」との思いも吐露した。

【フォト】ネリが井上からダウンを奪った瞬間、連続写真

　ネリは井上戦で初回にダウンを奪うも、そのあと井上が軌道修正。ネリはほぼ手を出せず、2R以降に3度のダウンを奪われ6RにKO負けを喫した。

　最後は崩れ落ちるようにダウン、会見に出席せず病院に直行し、その容体が心配されたが、本日7日にはディズニーランドで観光を楽しんだ様子で、自身のインスタのストーリーに園内での映像や写真をアップ。身体は無事のようだ。

　また、井上戦を振り返り「悪い一日だったけど、また世界チャンピオンになりたいという気持ちを持って、もっといいディフェンスをして戻ってくるよ」と、世界王者への返り咲きに意欲的だ。

　Xでは今後1階級上のフェザー級で戦うことを示唆するメッセージも。「Adios（アディオス／さようならの意味） 122」と122ポンド（スーパーバンタム級）に別れを告げ、その後に126（フェザー級の体重）の数字と両拳を突き合わせる絵文字を投稿すると、多くのファンが次のステージでの活躍に期待の声を寄せた。

　試合前には、井上に勝利し「年内あと一戦で引退する、やりたいことがある」としていたネリだが、フェザー級で世界王座を目指し、しばらく続けるのだろうか。今後の動向に注目したい。

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