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【ボクシング】但馬ミツロ、ダウン奪われまさかの完敗、“新階級”ブリッジャー級転向も悔しい初黒星=試合結果

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2024/03/31(日)UP

但馬ミツロ、ダウン奪われまさかの完敗Ⓒ亀田プロモーション

 3月31日(日)愛知・名古屋国際会議場で開催されたボクシングイベント『3150FIGHT vol.8』の[224ポンド(101.6kg)契約8回戦]では、日本ヘビー級王者・但馬ミツロ(29=KWORLD3)がアレクサンドル・ジュール(38=ルーマニア)に、2Rにダウンを奪われ判定3-0(3者とも79-72)の完封負け。
 但馬は世界を見据え、ブリッジャー級(101.6kg)に初挑戦だったが、勝利を飾れなかった。 

ボディを狙う但馬Ⓒ亀田プロモーション

 但馬はブリッジャー級に向け、昨年の同時期に127kgあった体重を26kg減量、この一戦に臨んだ。
 ブリッジャー級はクルーザー級とヘビー級の間に位置し、WBCが20年に新設。WBAも昨年12月に承認している。
 相手のジュールは4つの地域タイトルを持ち、WBC世界ブリッジャー級27位。但馬は21位だ。

 試合は、1Rから但馬が圧力をかけワンツー、さらにボディを狙う。
 しかし2R、ジュールが突如爆発的なラッシュからの右アッパー!但馬のガードをすり抜けヒットすると、但馬がダウンした。

但馬がダウン!Ⓒ亀田プロモーション

 立ち上がった但馬は鼻血。襲い掛かるジュールが滅多打ちだ。

 その後も但馬がプレスをかけるも、ジュールが右を合わせる場面が目立つ。4Rには偶然のバッティングにより、但馬の左目尻から出血した。
 ジュールはジャブを当てては、時折爆発的なラッシュ。 但馬も得意の右オーバーハンドを繰り出すも、クリンチでしのがれる。

流血の激闘となったⒸ亀田プロモーション

 8Rにはジュールが右アッパーを合わせると、但馬のマウスピースが吹き飛び、最後もジュールが嵐のようなラッシュで印象づけた。

 判定は3者ともに79-72でジュールに。但馬は初黒星、ブリッジャー級第一戦を勝利で飾ることは出来なかった。

【動画】ABAMAアーカイブ但馬がまさかのダウン!
テキストを押すと、Xのダウンの瞬間が流れます。

※全試合結果はこちら

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